ポスティングの費用を安くしたい!お得に効果を出すには?
ポスティングは自社の商品やサービスをプロモーションするために古くから用いられている手法です。
しかし、実際にポスティングを行うにはどういった費用がかかるのか、どうすれば安くすることができるのかはあまり知られてはいません。
本記事ではポスティングの費用について解説していきます。
目次
費用対効果が良いと言われるポスティング

ポスティングは数あるプロモーションのなかでも費用対効果が高いと言われています。
プロモーションには様々な方法があり、看板に掲載する広告やWEBのディスプレイ広告、テレビCMや駅のサイネージ、Youtube広告やSNS広告など数多くの手法が用いられています。
それぞれのチャネルごとに効果的な商品・サービスは異なっており、そこにかかってくる費用もピンキリです。
基本的には視聴者の数が増えるほど費用も大きくなり、配信・掲載するクリエイティブが静止画より動画のほうが費用は更に大きくなります。
ポスティングの費用対効果が高いと言われている理由は反響率の高さにあります。
ポスティングは実際に紙のチラシやパンフレットなどが投函されるため、捨てるにしてもしっかりと目に触れる機会が多いのです。
WEBのディスプレイ広告などはほとんど見られないままスルーされることも多く、興味のない分野では全く記憶に残りません。
その点、ポスティングでは物理的な媒体として手元にやってくるため、記憶に残りやすいのです。
ただし、それでもポスティングの反応率は0.1~0.3%ほどと言われておりますので、自社の商品の単価から費用対効果が割に合うか適切に判断したうえで行いましょう。
ポスティングの費用について

ここからはポスティングを行うのにかかる費用についての解説となります。
ポスティングにかかる費用は大きく分けて3つあります。
印刷費
まず必要なのが印刷費です。
チラシ・パンフレットを配布する場合はそれらの印刷にかかる費用が必要となります。
パンフレットの場合はページ数が多く印刷費がかなり高くなってしまうため、基本的にはチラシを印刷して配布することになります。
印刷に関しては基本的にまとめて数多く印刷する方が安くなります。
少数の印刷より大量に発注する方がオススメです。
ただし、まとめて発注後に修正が必要となった場合などは目も当てられませんので、印刷するクリエイティブが長期的に使えるものなのか、間違いがないかは特に注意が必要です。
人件費
次に必要なのが人件費です。
ポスティングは実際に家・マンションなどにチラシを届ける必要があるため、それを行う人の人件費が必要となります。
ポスティングの料金を調べた際に表示されるのは基本的に人件費の部分がほとんどです。
実際にかかる費用は「印刷費」と「人件費」を足したものになります。
これらの費用に見合う利益を出せるかどうかを考えて発注しましょう。
デザイン費
最後にもう一点必要になるのがデザイン費です。
こちらはチラシのデザインを外注する場合に必要になります。
自社内でチラシのデザインなども全て作成する場合は必要ありませんが、外注する場合にはもちろんデザイン費が必要となりますので注意しましょう。
ポスティングを行っている企業によっては追加料金でデザインも合わせて受け持ってくれる場合などもございます。
また、デザインについては外注先に完全に任せてしまうのではなく、ある程度の戦略設計や訴求ポイントは自社で考えておくことが必要です。
完全に任せっきりにしてしまうと後の修正で大幅に時間を無駄にしてしまう場合などもございますので、可能なら戦略設計をしたうえでデザイン制作側と相談して方向性を決めるのが良いでしょう。
ポスティングの相場
ポスティングの相場は配布方法によって異なります。
ポスティングの配布方法は、指定エリア全ての住宅に配布する「ローラー配布」とマンションや戸建てなど絞って配布する「セグメント配布」の2つに分かれています。
ローラー配布では1枚につき3~6円程、セグメント配布では5~10円程が一般的です。
ただし、配布にかかる費用はエリアによって異なります。
東京などの人口密集地域ではポスティングの相場は安くなりますが、人口の少ない田舎になるほどポスティングにかかる費用は高くなります。
自社がサービスを提供しているエリアの料金については、対象エリアでポスティングを行っている企業に問い合わせてみましょう。
また、上記の相場は配布にかかる費用(人件費)です。
実際にポスティングを行うには印刷費とデザイン費も必要となります。
ポスティングの費用を安くする方法

こちらの項目ではポスティングの費用を安くする方法について解説していきます。
併合配布にする
ポスティングには「単独配布」と「併合配布」があります。
単独配布はその名の通り、チラシ単独で配布する形式です。
併合配布は他のチラシとまとめて配布、または地域のタウン誌などに挟みこんで配布する形式です。
まとめて配布できる分、併合配布のほうが人件費を抑えることができ、費用は安くなります。
期限を厳しく設定しない
配布期限を厳しく設定すると併合配布が難しくなります。
そのため、単独配布となり単価が上がってしまう場合があります。
期間限定キャンペーンなどは期限の設定は重要ですが、長期的な内容を記載しているチラシなら期限を厳しく設定しないほうが安くなる場合があります。
発注をまとめる
細かく分けて発注するよりまとめて発注するほうが基本的に費用は安くなります。
印刷費・人件費のどちらについてもまとめて発注するほうがお得です。
広域に沢山のチラシを配布する場合はまとめて発注するのが良いでしょう。
配布エリアを細かく設定しない
配布エリアを細かく設定するとその分費用が多く必要になります。
しかし、ターゲットとなる顧客がいないエリアに配布しても意味がないため、ここは自社の商品・サービスと地域の状況を合わせて考えることが必要です。
ポスティングを行う際の注意点

ここまでポスティングの費用と安くするための方法について解説してきましたが、ここで紹介した方法を全て行い、ただ安くすれば良いというわけではありません。
安くするということは、その分ターゲティングが浅くなったり、クリエイティブを出し分けてテストを行うのが難しくなったりとデメリットもあります。
また、最初から値段がかなり安い業者はその分サービスが雑である場合などもございます。
ただ安く済ませるのではなく、最終的に得たい成果から逆算して必要なコストを考え、そのために必要なサービスを選択することが重要です。
ポスティングについて経験がなく、自社のみでポスティングの戦略設計を行うことが難しい場合は私共にご相談くださいませ。
メディアポストインフォメーションでは、マーケティング戦略の立案からポスティングの実施まで全てフォロー可能です。
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